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2001年に6人だった国公立大学合格者が、4年後には30倍の180人に伸ばした高校があるのを知っていますか。「堀川の奇跡」といわれた京都市立堀川高校です。
2007年度は187人が国公立大に合格し、そのうち、東大が4人、京都大学は42人。

その立役者である荒瀬校長のインタビュー記事(「日経ビジネスアソシエ」2008年2月5日号より)がありましたのでご紹介します。教育の本質を追及され、改革に努力された成果の現れだと感じました。

現在、堀川高校では「バーチャル(仮想)附属中学校」 を設置しています。

もっと詳しいことを知りたい方は、荒瀬校長の著書 「奇跡と呼ばれた学校」(朝日新書)をご覧ください。

改革を進めた中であえて「二兎を追え」という言葉を生徒に託した。一つは「大学受験に必要な学力を身につけるために知識を習得すること」という偏差値などの見える数字。もう一つは「自ら考えて取り組む勉強」という目に見えにくい数値化できない力。

目に見える数字は、チャンスをつかむための要素になるが、それに固執してはいけない。一流大学に入るのが人生のゴールではなく、大学で何を勉強し、どんな社会人になりたいのかが大事。その人から偏差値を差し引いて何が残るのかが社会に出てから最も重要視される要素。

実際の社会では、判断力や企画力、言語活用能力、段取り力など数値化できない力が必要とされる。それは必ずしも大学に入ったから養われるわけではない。だったらその力を高校時代から身につけることにしてはどうか。大学に進学できる力と社会で生きる力を両方とも身ににつけるという意味で「二兎を追う」ことが生徒にとっても大切。



堀川高校には、普通科のほかに探究科がある。ここでは、半年単位でホップ・ステップ・ジャンプというステージを経験するそうです。まさに大学のゼミのようです。
① 1年生前期:パソコンソフトの活用方法、情報収集の方法とその活用方法、文章の表現力を学ぶ。5人グループでテーマ設定し、論文を書く。それを英訳して発表する。
② 1年生後期:生徒が学びたい10のゼミに分かれて、グループ研究して、論文にまとめる。ゼミ担当教員は、生徒にプレゼンして自分のゼミの魅力を訴え、生徒から評価を受ける。
③ 2年生:個人研究の企画書を提出。最終的に論文提出前にポスターセッションという発表会を開催し、1年生から質問を受け、発表者が答える。

知りたいことを見つけ、自発的に学んでいく。さらに深く学びたいと思うことを学ぶために、大学を選び、入学する。



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reported by terasaka

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