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[演題:倉吉から世界へ]
 倉吉を拠点にした商売の方法は何か?
 生産の拠点にするのか?流通の拠点にするのか?消費の拠点にするのか?
倉吉は土地代が非常に安く、広大な土地があれば、流通の拠点として活用するのにメリットがある。
 現在、日本で使っている製品のほとんどが中国製であるが、なぜか?
人件費、製造コストが安いからである。生産の拠点として最適である。今後、中国を含めたアジア市場の伸びは大きいことが予想される。かたや日本はこの20年経済はほとんど伸びておらず、今後も超高齢化、超少子化の中、成長は期待できない。中国は消費のマーケットとしても大きな成長が期待できる。
 我々も含め、今後は中国を含めたアジアに目を向ける必要がある。目を向けなければ、日本の経済成長は止まる。
若い中国人は、日本語、英語を話せる人が増えている。日本もボーダレスの世の中を生き抜くために英語をベースにした学力があれば非常に良い。
 高校生活では基礎学力を中心に、社会に出たときに通用するいろいろな能力を身に付けて欲しい。

[演題:生きていくということ~農業を通じて感じたこと~]
 専業農家の我が家で撮った写真をパワーポイントで見ながら スイカ栽培の様子を説明しました。
 何気なく食べているものに 沢山の手間暇がかかっていることや苗を例にして、すべてが満たされている環境で育つよりも、水を探して自分の力で根を伸ばす苗の強さを話しました。
 また、大事にしている言葉を3つ紹介しました。
    ・「なんでもやってみて。みんな自分の宝になる」
    ・「ピンチはチャンス。チャンスはチャレンジ」
    ・「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」
 そういう言葉と出会ったことで、私自身プラス思考に生きるようになり、今をしっかり生きることの大切さを知ったことを伝えました。

[演題:人と人との出会い ~一期一会~ ]
 人生の先輩として、今まで経験してきたことや普段心掛けている事の話。これからの人生で、少しでも参考になるような事があれば、心にとめておいて欲しい。
 今年は、かつてない自然災害が発生し、「人と人との絆」が大事であることを再認識させられた。中でも「相手を思いやる気持ち」や「人と人との出会い」は、一生涯つながる。今は様々なメディアからの情報で人間関係をギクシャクさせたりすることがあるが、先生や親からの教えはいつの時代も大事。
 私が大切にしている二つの言葉。
 ・母親から教わった「相手の立場に立って物事を考えなさい」。
 言葉にすれば簡単だが実践は難しい。自分がされて嫌な事は、当然相手も嫌。だったら相手が嫌がるような事はしない。まず相手の立場にたって考えてみて。良い仕事をするには、また人付き合いを良くするためには、三つの配り物が必要。
 ①「目配り」自分のことばかりでなく、周囲にも目を向けられるような余裕をもつ。
 ②「気配り」先ほど話した相手のことを考えて行動をする。自己中心的に動いてはダメ。
 ③「心配り」これは、協力しようという気持ちをもつ。困っている人がいたら見て見ぬふりをせず、率先して手を差し伸べる。とても大事。
 チームリーダーやクラブ活動などでリーダーシップを発揮する場合でも、一人で突っ走らず、周りの人と進めていく。旗を振ってみても後ろを振り返ったら誰もいない、では困る。まず周りの人へ三つの配り物を心掛けて。
 ・二つ目。中学3年の時の担任に教えて頂いた「一期一会」。
 これは人生の中で一番心掛けてきた。良く知られている言葉だが、元々は茶の湯の教えを説いた言葉。「たとえ今後、幾度かの茶会を開く機会があるとしても、今回と同じ茶会は二度とない。だから、茶会は常に人生で一度きりのものと心得て、今の相手に精一杯の誠意を尽くさなければならない」という意味。一生に一度しかない出会い、今がその時だから、出会いを一つ一つ大切に過ごす。そして、この人とはもしかしたら二度と会えないかも知れないという気持ちで接するということ。私はこの「一期一会」という言葉を大切に、人と人との出会いを楽しみ、またその機会を作りながら、人生を歩んできた。
 人の世話をするのは難しいし、むしろ嫌だと思う人が多いかもしれないが、私はその世話をすることによって、人との出会いを楽しみたい。そういう機会として、PTAの役員、同窓会の幹事、クラスや部活の保護者会がある。
[大人(おせ)の一言 2011 その3]の続きを読む