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12月5日(土) 米子全日空ホテルで開催されました平成21年度文部科学省委託事業中国・四国地区高等学校PTA連合会シンポジウム (鳥取県高等学校PTA指導者研究大会)の概要です。大津副会長に報告していただきました。
平成21年度文部科学省委託事業中国・四国地区高等学校PTA連合会シンポジウム
鳥取県高等学校PTA指導者研究大会
「こどもたちの心とその背景」
-高校生の生活・意識と保護者の支援のあり方-
平成21年12月5日(土) 於米子全日空ホテル 

Ⅰ、基調講演「やる気ない、目標ない、授業分からない3ない高校生の現状」
     ~全国高等学校PTA連合会調査結果の報告と今後の展望~
講師 木原雅子氏 京都大学大学院研究科准教授

小・中・高26万人の子どもたちにアンケートとインタビュー調査
子どもへの接し方~ 相手が自発的に行動を変える、指導法の開発。

高校生6164人
・高校生の学習状況~1日何時間家庭学習をしているか
  半分くらいが帰宅後まったくしない 平均 男子1.6時間 女子1.7時間
・授業についていけない  毎回+よくある・・・4人に1人
・ついていけなくなり始めた時期
   小学生の時が1割
   中学生では中2の時がピーク~親も安心して手を離した時期
   高1~大学までは間があるので親が目を離す
・ケータイ「1日のケータイ使用時間(見ている時を含む)」        
    男子2.8時間 女子4.2時間
    勉強時間より長い。子供たちに時間がないわけではない
・保護者のケータイ時間
 保護者が良く使う→子どもも使用時間が長い→保護者への信頼度は低くなる
・高校生の意識、精神状態
  打ち込んでいるものが無い子が2割
・子どもがストレスを感じるもの
  男子:1勉強、2ストレス無し、3部活 女子:1勉強、2友人、3部活
・高2に人生に満足をしているかを質問:やり直したいが40%
    → やり直せるとしたら、中学生に戻って、勉強をやり直したい
・自分に対するイメージ:自己肯定感は女子の方が低い~見た目と矛盾する
・勉強時間が長いほうが(授業に)ついていけている
・ケータイ電話:短いほうが(授業に)ついていけている
     ケータイ頻度が高いほうが、リスク行動が高い
・生活自立度(料理など):自立できる方が(授業に)ついていけている
・目標を持っていて人生に満足している→ 授業についていけている
・友人関係:信用できる友人のいる→(授業に)ついていけている
・保護者への信頼:信頼している→(授業に)ついていけている

・勉強をしていて、授業についていけている
にもかかわらず、リスク行動が高い生徒がいる
    問題行動の多い子の 成績の下の子―表面的に見える
              成績がトップの子―表面に見えにくい
    成績が良くリスク行動の多い子の特徴
     男子:自己肯定感が異常に高い  女子:自己肯定感が低い
     共通して、親への信頼感が低い
・親から言われた言葉で心に残っていること
  7割以上が良い言葉、しかし、否定的な言葉が10%―子どもたちの心に傷
・いつも誰かと繋がっていないと不安~本当の信頼関係が無いのではないか
    人間関係が以前に比べておとろえた
      ↓ 
    普段、目に見える人間関係から、自己肯定感、自尊感情、規範意識を持つようになり、社会性を育てていく
      ↓ 
それがない
 ☆物の貧困と違い、心の貧困はマスコミには出にくい


それに対して、どういうことができるのか
「WYSH教育」Well-being of Youth in Social Happiness
(予防教育)・・・一生を通じて必要な内容を伝える

12万人の子供たちに行われて
1、知識が上がる 2、自己肯定感が上がる
3、意欲が上がる 4、不登校が減った     子ども達が変わる

・学校での取り組み例
1、自己肯定感を上げる
2、信頼できる人間関系
 3、社会に潜む周囲の危険を伝える
 4、自分で考え、友人と討議し、自分で気づき、自分で決める
     自分で決めたことは自分でできる

・授業対象高校生例    
子ども達個々に、将来の夢を尋ねると「どうせ俺らは~」が必ずつく
   親や先生から「バカ、人間のクズ」と言われる
   不況で求人がゼロの中で、子どもたちにどう希望を持ってもらうか
☆考えたこと:生徒たちが、自分自身が守るべき対象を見つけたら、
生徒たちは変化するのではないか?  

・授業例
  1、導入、四択クイズ
  2、講義 ~先輩はどう思っているか
     他の人が思った正直な言葉を聞くことで、自分の発想が増える
     賛成意見、反対意見の羅列を聞く
  3、グループワーク
   設問―守るという言葉を使って文章を作ってください
   テーマ1、親として娘を守る  テーマ2、隣人として老夫婦を守る
  4、「生きること」を考える



Ⅱ、シンポジウム「子どもたちの心とその背景」   
        ~高校生の生活・意識と保護者の支援のあり方~
  コーディネーター 京都大学大学院医学研究科准教授   木原雅子氏
  シンポジスト   鳥取教育委員会西部教育局教育相談員 足立圭美氏
           鳥取県立米子工業高等学校PTA会長  遠藤泰子氏
           鳥取県立米子東高等学校PTA副会長  辻谷由美氏
           鳥取県立境港総合技術高等学校教頭  小澤敏正氏

   (プライベートな報告が多くあったため、内容は割愛しました。)

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written by terasaka
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