連載開始!!育友会総会で企画しました「大人(おせ)の一言」でメッセージをいただきました一人に足羽英樹先生(現在鳥取県教育委員会勤務、育友会員)がいらっしゃいました。ご存知のように、倉吉東高硬式野球部が初めて甲子園出場を果たした時の野球部監督です。足羽先生が「大人の一言」の後に、生徒に配られたものがこの「コラム」です。
この「コラム」は、平成12年5月14日から12回1年間にわたって、日本海新聞に掲載されたものです。野球というスポーツを通じて、生徒に対する熱い想いを感じることができます。
このたび、このサイトでの掲載をお願いしたところ、先生から快諾を頂きました。今後、順次掲載させていただくことといたします。楽しみにしてください。
*足羽英樹先生のプロフィール
昭和57年3月 倉吉東高卒業。3年間硬式野球部に在籍
61年3月 早稲田大学卒業
昭和61年4月〜 倉吉東高教諭
63年3月 倉吉東高硬式野球部監督として、第60回全国選抜大会に初出場
平成 元年3月 第61回全国選抜大会に連続出場
平成 7年8月 倉吉東高硬式野球部監督として、第77回全国高校野球選手権大会に初出場
平成13年4月〜現在 鳥取県教育委員会に勤務
第1回 【 学ぶ姿勢 】 平成12年5月14日付日本海新聞掲載
今回よりこのリレーコラムの欄でお世話になることになりました。昨年、このコラムが始まって以来、毎週この欄を楽しみにし、欠かさず読ませていただいていました。競技は異なるものの、各指導者の皆様が長年の選手指導、育成の中で経験された貴重なお話ばかりであり、選手の心理や指導者としての心構えなどずいぶん学ばせていただいたように思っています。今までの指導者の方とは違って経験も実績にも乏しい私が、果たしてどれだけのことを皆さんにお伝えできるのか大変不安に思いますが、私なりに選手とともに過ごしてきた日々を振り返りながら、述べさせていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
さて、高校総体県予選まで1ヶ月を切りました。各高校、各クラブとも最後の仕上げに余念のないことと思います。一つの目標に向かって一生懸命に練習し努力している生徒達の姿は見る者の心を打ち、クラブは違っても心から応援してやりたくなります。そしてまた、その生徒達の指導に情熱を注いでおられる先生方の姿も美しいものです。自分自身がクラブの指導に打ち込む一方で、私は他の競技を熱心に指導しておられる先生方と勝負についてお話しさせていただく機会に恵まれました。勿論それぞれの競技に専門性があり、競技内容もルールも全く異なりますが、ゲームの進め方や勝負の本質的な部分、あるいは選手の励まし方、叱り方など野球にも通じることが多々あり、随分多くのことを学ばせていただきました。そして何よりもその先生方の生徒への深い愛情と、勝負に賭ける情熱に接することが私にとって喜びでもあり、そして大きな感動であったように思っています。人はともすれば独善的になりがちなものですが、いつまでも周囲から学ぶ姿勢を持ち続けたいと自分自身に言い聞かせている昨今です。
今年ももうすぐ熱い勝負の時を迎えます。各高校の選手達や先生方が思い残すことなく力を発揮されることを願い、そして今年もまた勝負について熱く語り合えることを楽しみにしています。
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reported by terasaka
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