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 倉東だより第116号(平成23年5月31日号)が発行されました。各ページの記事をご紹介します。まず、1ページ目です。

倉東だよりNo116 p.1
◆「絆」を大切に  育友会長 高松 彰
 今年度、育友会会長をさせていただきます高松です。寺坂前会長のあとを受け、本校の教育目標である「倉吉東高のかたち」の理想に沿った教育活動を充実発展させるために、学校と保護者と子どもたちとの「絆」を大切に育友会活動に取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、高校は小中学校と違い、保護者が学校へ出向き、子どもたちの様子を見る機会が少なくなります。保護者の皆様には、学園祭、強歩大会などの学校行事や育友会主催の会員研修会や講演会などに参加していただければ、日頃の生徒たちの様子も分りますので、是非積極的にご参加下さい。
 また、私たちの本来の目的は、先生方と保護者同士が協力して、生徒たちが充実した家庭・学校生活を過ごせるような環境を作っていく事です。
 そのためには、クラス・学年・部活毎など様々な形での保護者会を開催し、保護者同士の情報交換や親睦を深めていただきたいと思います。私も声をかけていただければ、参加させていただきます。
 最後になりましたが、会員の皆様方のご理解とご協力を重ねてお願いいたしまして、就任の挨拶とさせていただきます。
◆ 新年度を迎えて  学校長 牧 尚志
 年度末の人事異動で倉吉東高等学校の校長を拝命いたしました。微力ではありますが、「倉吉東高のかたち」にそって、学校経営に全力を尽くす所存ですので、よろしくお願いいたします。
 さて、昨年度は「国際高校生フォーラム」最優秀賞奪還、ソフトボール、卓球、アーチェリー部の全国総体出場、オーケストラ、囲碁、将棋部の全国高総文祭出場、そして東京大学6名を含むアッパレな進学実績と、名越校長先生のリーダーシップのもと、素晴らしい成果を挙げた一年でした。
 その中でも私が一番心を打たれたのは、前期試験で合格を決めた何人もの生徒が、本校を離れることを惜しむかのように三月末まで黙々と学校で自習を続けていたことです。本校に通うことを単に大学に入るための通過点と考えず(大学に入ることが目的ならそこで学びは終わるはずです)、あらゆる時間、あらゆる機会をとらえて自らの資質・能力・態度をより高めて行こうとする、その姿勢こそ本校が育成したい生徒像です。
 二百名となった新入生、そして新二年生、三年生がより高きを目ざして今を懸命に努力する、そんな学校であり続けたいと思っています。

三本線
副校長  横山 尚登
 司馬遼太郎が晩年に書いた作品「21世紀に生きる君たちへ」と「洪庵のたいまつ」は彼の遺書とも言えるものである。
 国民的作家と称され、現代日本人の心に大きな影響を与えた彼の作品には一貫して日本人に対する愛情が込められている。「竜馬がゆく」「坂の上の雲」などの代表作に登場する主人公達は激動の時代に生き、己の為すべきことを模索する。その真摯な姿は美しく尊い。
 「洪庵のたいまつ」の書き出しは『世のために尽くした人の一生ほど美しいものはない。ここでは、特に美しい生涯を送った人について語りたい。緒方洪庵のことである。』と始まる。蘭方医学を志し、「適塾」を開いた洪庵は、大村益次郎や福沢諭吉らを世に送り出した。洪庵が利を求めず人のために生きたように、大村も福沢もそのように生きた。「洪庵のたいまつ」を受け継いだのである。
 21世紀に生きる君たち(若い人たち)にもこのたいまつを受け継いでほしい、そして豊かな未来を拓いてほしい、というのが司馬遼太郎の願いである。
 私は倉吉東高の生徒にそのような生き方を目指してほしいと考えています。

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