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鳥取県立倉倉吉東高等学校育友会
人権教育推進委員会だより
                            秋 桜          2011年10月24日発行
 去る1O月5日(水)、人権教育公開LHRが各クラスにて行われました。
 今回の「秋桜」では、公開授業に参加された保護者の皆さんの感じられたことの一端を
紹介します。残念ながら参観いただけなかった皆さんにも、LHRの様子を少しでも知って
いただければ幸いです。

1年生 テーマ:さまざまな人権問題に学ぶ  内容および感想(○)課題(☆)

  各クラスとも事前学習で体験(妊婦・沖縄の人権教育・高齢者・障がい者・子ども・車椅子
 利用の疑似体験)し、学んだ内容を通して、自分だちと人権問題との関わりについて考え、社
 会の一員として人権問題にどのように関わっていくべきなのかということを話し合いました。
○生徒が事前に調べた学習は「深みがある」とは言えないもので残念な感じがあります。
 しかし、7限目の話し合いで、自分たちが「他人事と思って関心をもっていない|Γ少数
 派の意見が尊重されない社会だ」ということに気づき、まず「知る」ことが大切というと
 ころに到達したのはよかったと思う。例えば部落問題など最近は避ける人が多くなってい
 ると思いますが、やはり、これまでの経過をきちんと知ることは大切で、その上で「自分
 たちはどうしたらいいか」考えていけたらと思います。
○小学校の人権教育を土台にして、本日の授業が成立していると感じました。さまざまな
 経験と繰り返し行われる人権学習が生徒の考える力を育ててきたと思います。高校卒業
 後は、次第に学習の機会が減少すると予想されます。職場や地域での学習機会は、少数
 の参加しかないのが現状です。高校で、しっかりと人権について学ぶ時間を持つことが
 大切だと思いました。
○どのクラスも体験を通して「高校生として考えるべきレベル」を明らかにし、小中よりも
 深い人権学習にしようという工夫と働きかけが見えました。自分自身の個人的な感想にと
 どまらず、社会的視点を意識した内容になっていたと思います
☆テーマごとに体験を通して感じたこと、気づいたことがたくさんあり、一人ひとりの思
 いもあるにもかかわらず、発表する時、声が小さく聞き取ることができず残念でした。
 五感で感じ取ったことと自分の思いをクラスの仲間や参観者にしっかりと伝えようとい
 う気持ちがうすいと思います。先生より、心の中で思ったこと・考えたことを声をあげ
 よう、賛同したら支援しようというお話があり、また学習面だけでなく、日々の生活、
 教室の使い方等、現実に連動させてお話され、私も考えるもととなりました。有難うご
 ざいました。

2年生 テーマ:在日韓国・朝鮮人問題に学ぶ 内容および感想(○)課題(☆)

 「故郷(コヒャン)をつくる街」のDVDを事前LHRで視聴し、感想シートに各自感想・
意見や疑問をまとめ、それをもとに各クラスで様々な切り□から在日韓国・朝鮮人問題に
ついて考えた。
○運営委員の生徒が、すごく真剣に伝えよう、聞きだそう、深めようとしている姿が印象的
 でした。私自身、在日の方への理解はゼロに等しいので、良い機会になりました。子ども
 と家で話してなかったですが、話題にできる家庭でありたいと思いました,、
○これだけの時間で何かを引き出すのは、とても大変だったと思います。準備をされた生徒
 さん、ごくろうさまでした。正解もないし間違いもない、人の意見(気持ち)のことなの
 で、どれだけ相手によりそえるか、私も子供といっしょに考えていきたいと思いました。
 私の住んでいる地域には在日(外国人)の方が沢山おられます。その方から聞いた事を少
 し班の子供さんにお伝えしましたが、私の知る限りの事をきちんと子供に伝えていきたい
 と思っています。意識の温度差が少しでもなくなっていけばいいですね。思っている事を
 しっかり伝え合える人に成長していって下さい。今日は一緒に勉強させてもらってよかった
 です。ありがとうございました。
○韓国研修へ向けてのいいタイミングで学習できたと思いました。それぞれのクラスの資料
 等で、大人も勉強になる事がたくさんありました。発表の場では発表の声がもう少し大き
 けれぱ良かったなあと思いました。今度は現地に行って肌で感じる事はいろいろでしょう
 が、いい交流ができたらいいなあと思います。
☆“関係ない”意識をどう改善していくか、私自身にどう直結させていけるか‥・ですね。
☆生徒の声が小さい。原稿を見ながら下を向きっぱなしでしゃべると、思いが伝わってこな
 いので、何日も遅くまで準備してきた事や、それを通して学んだ事をしっかり前を向いて、
 クラスのみんなに伝えてほしいです。

 秋桜1024 1頁  秋桜1024 2頁  秋桜1024 3頁  秋桜1024 4頁
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3年生テーマ:結婚差別問題に学ぶ 内容および感想(○)課題(☆) 

 坂田かおりさん(米子市)の講演会を実施し、実体験を聞き、その内容も身近に起こったこと
から、LHRへの関心や意欲・を高めることにも繋がり、非常に有意義なものだったと思う。
Oリーダーの生徒が良くまとめていた。親への信頼が伝わってきた。信頼に応える親であり
 たいと思う。最後の「今からできることはないか」の切りロは良かった。是非、親とも会
 話して欲しい。高校を卒業したら親元を離れ、ゆっくり話すこともできないでしょう。今
 のうちに、意見を交わせるようにしてください。
○自分を振り返る場になりました。子ども達がもしも親だったら…ということを考えていま
 したが、私なりに自分のことを考えました。(結婚について)自分自身だったら好きなよ
 うに行動していくなと大人になって考えていましたが、自分の子どもの時に確かに余計な
 ものを考えて心配すると思います。プレない自分を作っていくために、やはり、こういう
 考える場は必要だと思います。また世間についても考えました。その時代の常識をどう
 やってつくっていくか…自分は情報、世の中の動きをとらえ、どう判断し行動できるかと
 いうことを、自分の子どもと話し合っていくことは親として大事だと思った。
○現実と直面した問題ではなかったので、実際に結婚差別に向かったときに強い気持ちを
 持って立ち向かえるのだろうかと思いました。小学校から高校まで人権学習をしてきた
 子どもたちが、社会に出たときに差別をなくさなければと行動できる人間であってほし
 いと思います。
☆1つの問題(結婚差別)について、もっとほり下げて話し合いをして欲しかった。例え
 ば、反対されれぱ「かけおち」などの意見が多く「逃げ」の姿勢はどうか?と思う。自
 分の考えを、段階を追って整理して欲しかった。
☆生徒には人生経験や知識等が少ないので、話し合いの中身が抽象的、観念的になりがち
 かな、と思いました。それを補う具体的な体験談や統計的な数値、資料等の支援がもう
 少し必要かなと感じました。

【学年記述なし】
○ディスカッションを通して、それぞれの意見を自分の言葉で語る勇気を示す姿は、とても
 素晴らしいと感じました。成長していく姿はとても嬉しく思います。大人として自分自身
 を見直すきっかけを与えていただいたことに感謝したいと思います。

学年別懇談会 LHR後に、各学年で先生方の授業についての考えを伺い、意見交換を
しました。授業の感想も含めた意見が交わされました。
 ・今回の人権教育LHRの内容と韓国研修との関連はどうか?
  →韓国研修では現地ガイドによる日韓の歴史の話があるが、第1回の歴史学習および
    第2回の法制度等の学習が予備知識として生きている。
 ・差別は見えにくくなっている一方で差別は現存していることを両認識することが大切。
 ・今回のLHRで、在日の人たちに参政権がないことに初めて気がついた。知り合いに中
  国籍の人がいるが、帰化すれば権利は得られるが、国籍を捨てられない苦悩を聞いたこ
  とがある。
 ・家庭で、在日の問題を話題にすることはないので、学校で扱うことはすぱらしいと感じ
  た。ぜひこういった問題に関心をもち、正しい判断力を身につけてくれたらと期待して
  いる。
 ・LHR委員が司会・進行をし、生徒主体のLHRではあるが、討論しても行き詰まる場
  面もあるので、適宜教師側から「気づきや意見」を促す助言をしてほしい。
 ・今日参加してみて、結婚問題について「もし親が反対したら」という問いに対しての様
  々な意見がまるで子どもから親へのメッセージのように感じた。
 ・保護者にとっても人権教育は大切だと感じた。
 ・今回参加してとても有意義だと感じたので、ぜひたくさんの保護者に参加してほしい。
 ・親の年代は人権教育をあまり受けていないので子どもよりむしろ親こそが学ぶべき。

委員会から   今回の公開LHRでは、67名(保護者1年21名、2年19名、3年16名、外来
11名)の参観者がありました。学級数減の影響があったのか?保護者の参観は、昨年
と比べて12名減という少し残念な状況でした。しかし、参観なさった方からは、掲載
させていただいたように、子ども達の現状を見取れ、なおかつ自分白身を振り返るこ
との出来る有意義な時間であったとの感想が寄せられました。また推進委員からは
「1年と3年のクラスを1時問ずつ参観しました。1年は各中学校での人権教育の差
があるのかな、と感じました。8班が妊婦、障がい者の体験をした発表でしたが、
もっと深いところに気がついてほしいと感じました。3年は結婚差別についてでした
が、親としても近い将来(であってほしいですが…)の問題で、つきつけられた気持
ちでした。よく考えられていて、保護者も参加できる「参加日で良かったです。」との
報告がありました。
 来年は、さらなる先生方の工夫の下に、子ども達のまた一歩成長した姿を見られるこ
とでしょう。今、我が子やクラスの子達がどのように身の回りの問題、社会の問題を捉
え、どのように向き合っているのか。来年のLHRで、ぜひご覧になってみてはいかが
でしょうか。

育友会人権教育講演会のお知らせ
 先日ご案内しておりますように、下記の日程で恒例の人権教育講演会を開催します。
 今回は、参加体験型研修として2つのテーマのワークショップを組み、そこから選択
してご参加いただけるよう計画しました。広く人権についての理解を深めることも、い
ろいろな個性や違いを認め合うことも、社会の中で生きる私たちにとって幸せに、心豊
かに暮らせるためのヒントが内包されているのではないかと考えます。
 どうぞお誘い合わせの上(お子さんとの“お誘い合わせも良いですね!)、多数ご参
加いただきますようお願い致します。既に欠席との返事を出された方も、ご都合がつき
ましたらぜひご参加ください。お待ちしています。

                                   
 と き 10月27日(木)午後7時30分~午後9時
 ところ 倉吉未来中心 セミナールーム3
 演 題  ①「人権って何だろう?~初めての人の人権ガイド~」
         鳥取県教育委員会人権教育課副主幹 盛田恭司さん
        ②「一人ひとりの特性を知り、認め合うために
                   ~ワークショップを通して~」
         鳥取県教育委員会中部教育局指導主事 中島朋子さん

ご参加お待ちしています!
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