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image_ose.gif 第12回【 春の訪れ 】
 平成13年3月18日付日本海新聞掲載

 先週は3月としては珍しい大雪に見舞われました。しかし、グランド一面に降り積もった雪もすぐにとけ、春の日差しのやわらかさと大地のぬくもりを改めて感じさせてくれたように思っています。

 さて、今月25日には21世紀最初の選抜大会が開幕し、そして同時に全国各地で公式戦がスタートします。県内でも春・夏を目指して地区リーグ戦が始まりますが、この時期は天候も不安定であり、また選手起用もそれぞれの思惑がありますから、勝敗がそのまま戦力を表すという訳にはいきません。しかし、だからこそ勝負のテーマを明確にし、何を試し、何を求めるのかということが大切になってくると思います。さらに、秋の段階からレベルアップしたチームの骨格を確かめる大切な時期でもあります。

 そしてもちろん春の県大会のシード権をかけての勝負ですから、様々な思惑を内に秘めながら、なおかつ勝負へのこだわりもおろそかにしてはなりません。

 そうした要素が複雑に絡み合う春のリーグ戦ではありますが、私は秋のリーグ戦とは違って、次の2点を心がけて試合に臨むことにしています。

 1つはチームとしての明確なテーマを設定することです。例えば以前にはノーサインで攻撃を行い、各場面で自分がどのような判断をし、どのようにプレーすることができるかを試したこともあります。また昨年の春はリーグ戦を通して一度もバントを使わない戦い方を選手に求めました。その意図は打撃に重点的に取り組んだ冬場の成果と、昨年のチームにとって生命線であったバントの重要性を確かめるための作戦でありました。

 それらの作戦がすぐに結果となって実を結ぶものではありませんが、目的意識を持った取り組みは夏への大切な布石となっていくのではないでしょうか。

 そして2つ目は、選手全員をリーグ戦の中で必ず起用することです。選手個々に力量の差があることは否めませんが、厳しい冬場の練習で培ってきた成果を、公式戦という緊張感のある試合の中でぜひとも試してやりたいと思っています。成功か失敗かという結果よりも自分と真正面から向き合い、緊張感や怖さを克服し積極的にプレーできたかどうか、それが個々の成長につながるものと思っています。

 あの暑い夏にまいた種が、ひと冬越えてどんな芽を出し、どんな可能性を秘めているのか。それを確かめることができるのを楽しみにしています。


  *足羽先生のプロフィールはこちら

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reported by terasaka
   
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